私は今年乳がん(ステージ1)の手術を受けました。
手術後に放射線治療を受けて、今は再発予防の薬を飲んでいます。
ちなみに副作用など一切なく元気です。ありがたい♪
さて、医療費の話です。
乳がんの手術、入院5日間で、私の場合は合計で23万円ほどでした。
(ステージ1で片胸の手術の場合です)
私は少し贅沢をしてシャワーとトイレのついた個室にしたので、それがなければ21万くらいになると思います。
手術を受けるとわかってから、夫が高額療養費制度を使う手続きをしてくれました。
高額療養費制度とは
高額療養費とは、同一月(1日から月末まで)にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、
全国健康保険協会より抜粋
一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が、あとで払い戻される制度です。
この制度を使った結果、手術して3カ月後くらいにかなりの金額が戻ってきました。
私はこの制度があるというのは知っていましたが、どれくらい払い戻されるのかは知りませんでした。
自己負担限度額は収入によって違います。
手術を受けたりして高額になった場合、実際にいくら払うのか、こちらのサイトの表を見ればすぐわかります。
調べたことがない方は、ご覧下さいね。全国健康保険協会のサイトです。
払い戻しまで3カ月くらいかかりますので、退院時はとにかく現金が必要です。
高額になって現金が用意できない場合は、このような制度もあるそうです。
払い戻しは、医療機関等から提出される診療報酬明細書(レセプト)の審査を経て行いますので、
全国健康保険協会より抜粋
診療月から3ヵ月以上かかります。払い戻しまで時間を要するため、医療費の支払いに充てる資金として、
高額療養費支給見込額の8割相当額を無利子で貸付する「高額医療費貸付制度」もあります。
詳しくは協会けんぽ支部までお問い合せください。
私は病気になるまで自己負担額がいくらか、まったく知りませんでした。
漠然とした不安から生命保険会社に言われたままに、生命保険と医療保険に入り、毎月数万円もかかるような高い保険料を払い続けている場合もあると思います。(昔の我が家)
この制度をきちんと理解していれば、必要以上に医療費を心配することがないと思います。
そして1番感じたことはこれです。
毎月生命保険会社に医療保険代を払うより、そのお金で年に1度人間ドックに行くほうがいい。経済的にも身体的にも。
これから夫婦で人間ドックに行こうねと話し合っています。
ちなみに私がおすすめしていたこちらの本には、がん保険は必要ない、と書かれています。私も同意です。
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